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あの「ぱどタウン」が無くなってしまった

Penseur

2017.12.18

maple

どうも!冬季限定チョコレート大好き女のmapleです。

毎年寒くなってくると寝ても覚めてもロッテ生チョコレートのことを考えてしまいます。

 

 

突然ですが、私は1991年生まれのゆとり世代ど真ん中代表選手です。

 

同世代の諸君には共感してもらえると思うけれど、2000年代に青春を送った人って
もれなくインターネット上で消したい黒歴史‥‥‥あるよね‥‥‥?

「前略プロフィール」「リアル」「ほむぺ」とか聞くと泣きたくなるよね‥‥‥?

 


 



そんなインターネット黒歴史の日本代表選手「ぱどタウン」が
ついに16年間にわたる歴史に終止符を打ちました。

 

 

さよならぱどタウン(公式サイト)
https://www.padotown.net/

懐かしくて絶叫したくなる検索結果はこちら
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%B1%E3%81%A9%E3%82%BF%E3%82%A6%E3%83%B3&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj22paa2pPYAhWBLJQKHYFtBAEQ_AUICigB&biw=1777&bih=827

 

15年前、パソコンはどでかいやつがリビングに1台だけあるような時代で
ガラケーでインターネットにつなぐことなどめったにできず、
(電話にもメールにもやたらと通信料がかかった)
学校から帰ると、親の目を気にしながらパソコンを開いていた。
当時はインスタもTwitterもFacebookも無かったし、
mixiが流行るのもこの5年後くらいのことだった。

 

そんな私が小学校高学年~中学生のころドはまりしていたインターネットサイト、
いわば「初めてのSNS」が他でもない「ぱどタウン」だった。
※同世代女子なら恥ずかしくて震え死ぬ「ふみコミュ!」もなつかしみが深いが、闇もまた深すぎるのでこれは別の機会(酒の場)で触れることにする。

 

「ぱどタウン」では自分を模したキャラクター(人間や動物)を設定し、
部屋のインテリアも住む場所もカスタマイズできる、今でいうアメーバピグのようなもの。
わたしは実際の住所に合わせて「大阪なんちゃらめちゃeタウン」みたいなとこに住んでた気がする。
ログインすると「パドル」というお金をもらえ、それで好きな家具を買ったりしてた。

 

このぱどタウンという街では何もかもが自由で
口調や衣装など、アカウントごとアニメキャラを装う「なりきり」や、
驚くことに、疑似的にファミリーになったり恋人になったりする
「ぱど家族」「ぱどカレ」「ぱどカノ」なるものが存在していた。結婚式まであった。

 

会ったこともないのに、突如として彼氏彼女になったり、夫婦として振る舞うティーンズたち。
それはもうほんとうに、黒歴史の温床なのである。
「ぱどタウン」と検索すると、最上位に「黒歴史」が出てくる(笑)
皆、同じ思いである‥‥‥

キャプチャ

ぱどカレこそいないものの、当然一人っ子の私はそんなバーチャルな世界に大いに浮かれ、
ただ年が一つ上なだけの東京に住む男子中学生と「ぱど兄」「ぱど妹」契約を結んでいた。
といってもただ単にお互いに「兄だよね」「妹だよね」と確かめ合うだけで
今思えば本当に意味が分からない。彼がどんな人だったのかも今となっては分からない。

 

そんなカオスな世界だったけど、仲良くしてくれる「ぱど友」もたくさんできた。
幼いながらも、顔を知らないからこそ言える本音もあった。
当時「インターネットの人に会う」なんて発想が1ミリも無かったので
私たちの関係はバーチャルタウンを飛び出すことはなかった。

 

あと定期的にログインして「ごみ捨て」しないと
部屋がごみ屋敷になってた。懐かしい‥‥‥。

 

そんな懐かしき思い出の彼方、「ぱどタウン」が
2017年夏、ついに終わってしまった。

淋しいけれど、離れがたいけれど、我々の残した大量の黒歴史をサーバーごと葬っていただき本当にありがとうございます‥‥‥!(深々)

 

青春をネットの成長とともに生きてきた平成3年生、
いまでもインターネット大好き人間です。
「00年代インターネットあるある」で一生飲めそう。。。

 

 

懐かしさと恥ずかしさで震えるmapleでした。ではまた!