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包丁が基本

Penseur

2017.06.20

しおにゃん

料理が好きで自宅でもよく作るのですが、やはり道具へのこだわりや愛着も出てくる

というもの。

まずは食器。ブラブラと買い物に行き、ちょっといい感じの皿や器を見るとつい

ふらっと衝動買いをしてしまいたくなります。しかし2つある食器棚が詰め詰めの

ため、「どこにいれるの」とたしなめられて泣く泣く買うのをやめます。

つぎに、フライパンなどの調理器具。大小と目的別にフライパンだけで10以上あり

ます。いい加減古いものは捨てないと、とは思いつつもこれまでの長い付き合いを

考えると愛着があり捨てられません…。

長く使っている鉄の中華鍋が一番お気に入りですが、使用後の手入れが面倒なので

最近あまり日の目を見ず…。

一番今どうしようかと迷っているのが、ザルとボール。用途別に次々に買っていった

結果、ボールだけで20近く、ザルが10以上という恐ろしい光景が。食堂でもやってるの?

と遊びに来た人に真顔で聞かれるほど、充実しています。

 

このあたりは徐々に整理せねばと思っているものですが、先日悩んだ挙げ句、新しい

包丁を買いました。業務用っぽい柄の部分もステンレスでできているもので、切れ味も

なかなかのもの。買ってからまだ一度も研いでいませんが、肉も野菜もスパスパと切れる

ため、たくさん「何か」を切る料理はないかと、それを基準にメニューを考えたりしています。

柳刃や牛刀、出刃など、こちらもいろいろと持っていますが、包丁を研ぐという行為も大好きで、

切れ味が悪くなった包丁を無心で研ぐと、気分がリフレッシュします。

シュッシュッと荒さが違う砥石を使い分け、ツルツルのピカピカに仕上げていく工程は、私の

仕事に例えると、原稿を推敲して完成させていくような感覚。

美しく仕上がっていく様は、何につけても楽しいですね。